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Marlboro

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"Marlboro"
acrylic on canvas
W 15.80cm x H 22.70cm x D 2.00cm

F1のスポンサー。フィリップ・モリス社のブランド「Marlboro」は、フェラーリとマクラーレンの2チームのスポンサーをしていた。

文字を絵画にする
絵画の一部としてではなく
題材に描かれた付属品としてでもなく
文字自体がモチーフとなる





# by monknori | 2024-03-17 01:59 | 絵画

いど・む【挑む】


いど・む【挑む】

ver.1

月に行くという話を聞いていて、人類は物理的移動をいつまでしたがるのかなって思った。「あの頃、この酸素が必要な不自由な身体で地球以外に出かけようとしていたらしいけど、、」みたいな。ヴァーチャルでいい、という感覚ではなく、人類の「存在」に対する概念が大きく変化する。ヴァーチャルが自然になる、というか陽一(+ー)氏のデジタルネイチャー的な現実が拡がる世界での「存在」の新しい概念を知りたい。とにかく挑戦し続けるよね。あたしもだけど。テッド・チャン読んで、気持ちを楽にしようっと。


ver.2

昨日、月に行くことみたいな話題の会話をちらっと見ていて、そのことについて話しながら思いついたことだけど、人類はまだ自分の身体を移動させることを考えているのかって。物理的に不可能なことを可能にするための努力、そういうことが人類の叡智とも言えるのだろうけど。
現在における自分にとっては全てがヴァーチャルになるわけではないと希望するけど、人類の身体がどのような形で存在することになるのか、想像したいけど、たぶん未知の概念によるものになるだろうから、想像はできないけど、少なくとも身体の物理的な移動ではなく、どこに存在していても、どこにでも行ける、というか、自分自身の定位置すら存在しない、というような現在の言葉で言うと曖昧な存在になるのでは。
ウエルベックの『素粒子』みたいに。


というのを、noteの記事に載せた。


作品も文章もさらさら出てきたものが自分で興味深いと感じたとき、そのままお知らせしてしまう。

さらさらしたものは、練りに練った良さ(私はほど遠い)とはちがった軽さ、「そのとき」が「そのまま」封じ込められているので、時間が経つほどいきいきしてくる気がする。悪文には変わりはないけど。


InstagramとFbページは画像がメインで

X(Twitter)@monknroiは日々のお知らせ・ご報告など、

noteとこのエキサイトブログでは文章を載せています。



Online Gallery:TRiCERA ART

タイトル   white flowers


サイズ    W 8.90cm x H 12.70cmメディウム  絵画 (油絵)
エディション Original Artwork
制作年    2024
サイン    直筆・作品背面
フレーム   額装なし



# by monknori | 2024-03-01 11:23 | 散文

according to what

according to what_c0184640_00544229.jpg
Today's Special 240112:
1PAGE_C
acrylic, collage on magazine paper
31.5×24.0cm

memo
ブルトンBretonの「シュルレアリスム宣言」。
心の純粋な自動現象であり、それを通じて口頭、筆記、記述、その他あらゆる方法を用いて、思考の真の働きを表現することを目標とする。理性によって行使されるどんな統制も働かない。美学上、道徳上の一切の懸念からも解放された思考の書き取り。思考の打算抜きの働き。

ツァラTzaraの「七つのダダ宣言」
ダダは何も意味しない
思想を狩猟に走らせる言葉


絵画空間から流れてくるもの
あふれ出す何か
それを言葉に置き換える

ずっと考えてきたことを
少しずつ実行していく

# by monknori | 2024-01-20 00:54 | 絵画

dreaming_D.H.

dreaming_D.H._c0184640_02242372.jpg
Today's Special 240102:
B

acrylic, collage on magazine paper
27.5×20.0cm

夢:
ギャラリーで展示されている有名な画家D.H.氏の大きな横長の作品に、緑色の線を筆で横方向に、だーーーっと描いてしまう。大変なことをしてしまったと思うと同時に、私にとってはいいかんじの作品になったと思い、筆を進めていたところ、そのギャラリーのオーナーが現れて、、、わっ、どうしようと思う間もなく、「キミは天才だ」と言われ、「おお、よき理解者!!」となり、さらに筆を進めようとしたところ、うっすら目が覚めかけ、、ああ夢なの??ああ残念、、、でももう少し、少しでも作品を仕上げたい、、と思いつつ、目が覚めた。

今回の夢のなかでの緊張感は、凄まじく大きいものだった。途轍もないこと、夢でも実行してはいけないこと、久しぶりにインパクトのある夢。



# by monknori | 2024-01-17 02:47 | painting

raffaello_a

raffaello_a_c0184640_02543348.jpg
Today's Special 240101
raffaello_a

acrylic, collage on magazine paper
26.5×21.0cm
2024
雑誌に掲載されていたラファエロの『エゼキエルの幻視』。
雑誌から1PAGEに仕立てるページを見つけると、
すぐにコラージュをし、絵具を塗ってしまう。
有名な絵画というものに、落書きめいたことをする。。。

そもそも雑誌の1ページもデザイナーによって作られているわけで。
一昨年の個展では、THE BLANK GALLERYで言語化して頂いたけど、
MONKNORIの『1PAGE』シリーズをMONKNORI 自身で言語化する予定。
そう。これから点と点を結んでいく。こんがらがりそうだけど。

ちなみに2022年の個展時のMONKNORIによる「作家ステートメント」です。
1PAGEという雑誌を媒体としたこの作品群は、印刷物と絵具という物質が作り出す、音を持たない音楽であり、言葉を持たない文学である。
ブルトン(André Breton, 1896 – 1966)の自動筆記やジャズの演奏におけるimprovisation(即興)は、人間が「何か」を作り出すことの根源に近い行為である。
1PAGEは、その「何か」を作り出すための即興という実験である。


このエキサイトブログを始めたのは、2008年の12月。
2023年の12月で15年も経ちました。
読んでくださった方にとても感謝しています。
そしてこういう発表の場があることにも、とても感謝の気持ちでいます。
気持ちを落ちつかせることのできる貴重な場所です。

ここでは、その日に出会った事柄、思いついたこと、古い紙のノートからの抜粋などを
制作した作品に添えて投稿しています。
作品と同じく下書きもせず、書きたい!という気持ちのままに。

このエキサイトブログの2012.06.20から2013.11.03までの記事を
冊子にしたことがあります。1冊だけ。
紙に出力することで、安心感があります。
全部印刷物にしてみようかな。
あ、いいかも。

Instagramに投稿し始めて
忘れかけていたこちらのブログの良さを
今日はしみじみと感じています。

私がむかしむかしからあると信じている
「ひとり」が集まる場所が、ここかもしれないと
思いつつ。

# by monknori | 2024-01-16 20:05 | painting