好きな本は… クノーの「文体練習」、ペレックの「人生使用法」、カミュの「シーシュポスの神話」、ウエルベックの「素粒子」、そして、ハルキさんの「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」…
何十年もかけて、そう思う。
好きの「好」という漢字になじめないけど、研ぎ澄まされた「好き」を作りたい。
憧れの本は… 星の数ほど。
ちなみにこの赤い本が並んでいる作品は、「読むのに2億年かかる本」のリメイク途中の様子。
リメイク前はこんなかんじだった。↓
突然赤で塗りつぶしてしまう少し前の自分。完成はないよ、と少し先にいる自分。そんなことを感じたりしていると私のなかで時間が入り乱れるけど。作品は今しかない。今という存在しかない。ない。